キャベツはエジプトで薬になると信じられていた

キャベツの故郷は地中海沿岸。古代のエジプトでは薬になると信じられていました。

甘く煮たものが食後のデザートにもてはやされました。日本には18世紀にオランダ人により長崎に伝えられます。当時はオランダ菜と呼ばれてもっぱら観賞用でした。野菜として栽培されるようになったのは幕末の頃です。そして昭和初期にはコロッケやとんカツなどのハイカラな料理の横に添えられるようになり市民に広まっていきました。

抗潰瘍ビタミンが傷ついた粘膜を修復する

キャベツはいろいろなビタミンを含んでいますが、特に豊富なのはビタミンCです。キャベツの葉大1枚には1日に必要なビタミンCのおよそ70%が補給できると言われています。加えて注目したいのはビタミンUです。

これは抗潰瘍ビタミンと呼ばれていて、胃壁や十二指腸壁の傷ついた粘膜を修復して、潰瘍を治す効果が期待できます。特にこの働きは秋キャベツよりも春キャベツの方が高いです。そして止血作用があるビタミンKが潰瘍による出血の予防に役立ちます。他にも吸収率の高いカルシウムも豊富に含まれていて、骨を強化する補助食品にも適しています。

結腸ガンになる確率が3分の1になる

キャベツを筆頭とするアブラナ科の野菜には抗がん物質がたくさん含まれている事が分かっています。中でもキャベツには免疫力を高めて、抗体の産出を促進する働き、がん細胞そのものの発生を抑える作用、さらには放射線に対する抵抗力を高める作用がある事も確認されています。

週に1回、キャベツを食べている人の結腸がんになる確率は、食べていない人の3分の1だったという事も確認されています。キャベツはいろいろな使い道があり、煮ても生で食べても、炒めてもおいしくいただけます。ちなみにカツの横にキャベツの千切りを添える事が多いですが、これは栄養学的に見ても理にかなっています。キャベツはカツの消化を良くする効果があるからです。キャベツは普段から食卓に並べたい健康野菜です。

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